【ステモン高崎校】成長にはアウトプットが不可欠

ステモン郡山校の先生に紹介されて「アウトプット大全」という本を読みました。精神科医の先生が脳科学の観点から書いた本です。ステモンのレッスンに関して「我が意を得たり」という感じがしましたので紹介したいと思います。

自己成長はアウトプットの量に比例する

読書などのインプットの量と自己成長の量は比例しません。アウトプットの量に比例します。なぜなら「書く」や「話す」などの運動神経を使った記憶は「運動性記憶」と呼ばれ身につく特徴があるからです。一方で「暗記」は「意味記憶」と呼ばれ忘れやすい特徴があります。そして、インプットの2倍近くをアウトプットに費やすと効果的です。

先日このコラムでも紹介した、レゴが行った調査でも87%の生徒が体験学習はより記憶に残ると答えています。知識だけを憶えても使いこなせなくては本当の知識ではありません。ステモンでは、てこや滑車のしくみなど理科の単元を先取りする形で体験します。単に教科書の上の文字として記憶するのではなく、自分の体を動かして体験することが本当の理解につながります。ステモンのレッスンは座学の後、多くの時間を制作に使うアウトプット重視のレッスンです。学校のインプット中心の授業を補完します。

自己成長にフィードバックは不可欠

インプットとアウトプットを繰り返すことで成長することができます。この時、次のインプットの前に「フィードバック」が絶対に必要です。失敗した場合に原因、理由を考えて対策する。成功した場合はうまくいった理由を考えてさらにうまくように工夫します。このように、フィードバックを行うことで前の自分よりも必ず成長することができます。

ステモンのレッスンのものづくりも、失敗したらどこが悪かったのか、うまくいったらもっと良くするにはどうすればいいか、自分の頭で考えることを重視しています。その試行錯誤のプロセスが理解につがなり、理解して初めて創造へのステップになるものと考えています。

楽しいと記憶とモチベーションがアップ

成績の悪い子どもがなぜ成績が悪いのか。その理由は「勉強が嫌いだから」。「楽しい」か「嫌々」かで学習効率はまったく変わってきます。「楽しい」とドーパミンが分泌されて集中力、モチベーション、学習能力が上がります。一方「嫌々」だと嫌なことを忘れさせる「コルチゾール」が分泌されて記憶力が低下します。

ステモンのレッスンは楽しみながら学びます。将来学校の授業で単元を学ぶときも楽しかった記憶がよみがえり、関連する知識の定着にもつながってくれたらいいと思います。