【ステモン高崎校】イチロー選手の会見に思う、自分のはかりを持つことの重要性

イチロー選手が引退しました。会見を聞いていて、特に心に残った言葉がありました。

「生きざまでファンに伝わっていたらうれしいと思うことは?」という質問に対しこのように答えていました。

「人よりがんばることなんてとてもできないんですよね。あくまでもはかりは自分の中にある。自分なりにそのはかりを使いながら、自分の限界を見ながらちょっと越えていくということを繰り返していく。そうするといつの日か、こんな自分になっているんだっていう状態になって。少しずつの積み重ね。それでしか自分を越えていけないって思うんですよね。一気に高みに行こうとするとギャップがありすぎて続けられないと考えてるので、地道に進むしかない。後退もしながら、自分でやると決めたことを信じてやっていく。自分なりに重ねてきたことを見ていただけていたならうれしいです。」

イチロー選手のように道を究め、より高みを目指す人だけでなく「自分のはかり」を持つことは 、誰にでも必要なことだと思います。むしろ私のような何も成し遂げていない人間にとって、人と比べていたらそれこそ嫌になってしまいます。「自分のはかり」で自分をはかって、努力して少しずつ良くなっていくということが成長なのだと思います。

ステモンでも自由にものづくりをしますが、人の評価を気にせずに自分の価値観でつくることを大切にしています。それが子どもたちの成長につながってくれたらうれしいです。