「大学共通入学テスト」において「情報」を新設する案が出ていることを知っている保護者は3割弱
小学校に引き続き、中学校でも2021年度からプログラミング教育が導入され、高校では翌年2022年度から「情報Ⅰ」が必履修科目となります。そうした流れの中、「大学共通入学テスト」にも「情報」教科を新設する素案がまとめられたとの報道が出ています。「コエテコ byGMO」の調査によると、保護者の間で「大学共通入学テスト」に「情報」が導入される可能性があることを知っている保護者は3割にとどまることが分かりました。一方で、今後「お子さんに習わせてみたいこと」としては、4位に「プログラミング・パソコン(16.7%)」がランクインしており、プログラミングに保護者の注目が高まっているようです。
以前高校の「情報Ⅰ」の教員向けの研修資料を見たことがありますが、情報リテラシーにとどまらず、統計、アルゴリズム(コンピュータで計算させる手順)、最近話題のテキストマイニングなどのデータの分析手法など、「コンピュータを使って問題をどう解決するか」という、もう一歩深い領域に踏み込んでいました。すべての生徒が文系理系にかかわらずプログラミングに触れるようになる時代になっていっています。