【ステモン高崎校】AI時代に子どもたちに何を伝えるか

NHKの「ウワサの保護者会 AI時代 何を勉強すれば?」という番組を見ました。

(ウワサの保護者会 AI時代 何を勉強すれば?<番組内容>へ)

番組の前半、教育評論家の尾木直樹さんがプログラミング教育必修化の目的である「プログラミング的思考力」を料理をするときに材料をどうするか、手順をどうするか考える、「段取りする力」と言い換えられていてわかりやすかったです。

番組の終盤では、子どもたちに何を伝えるかというテーマで2人の専門家がインタビューに答えていました。1人の方は「試行錯誤できる力」を身につけさせるべきと答えていました。 AIにはできない新しいものをつくるためには試行錯誤できる力が必要で、ご自身の場合、お子さんにお母さんの誕生日などのイベントなどを企画させて成功や失敗を体験させているそうです。

確かに人を喜ばすことができた、という体験は子どもにとって貴重な自信になりそうです。

もう1人の方は「問いを持つ力」を身につけさせるべき、と答えていました。AIは鵜呑みにするが人間は問いを持つことがAIと人間の違いであり、目的と意思を持っていることがこれからの時代に必要な人材であるとおっしゃっていました。

番組では「AI時代に子どもに必要なのは、何かを好きになる気持ち」とまとめていました。好きなこと、やりたいことが目的意識に結び付きますし、好きなことでなくては試行錯誤をする気になれないものですね。

自分が好きなことを子どもが見つける手伝いをしてあげることがまずは必要ということでしょうか。