【ステモン高崎校】中学入試にプログラミングを取り入れる動き

いよいよ来年度から小学校でプログラミング教育が必修化になりますが、早くも私立中学校では、入試にプログラミングを取り入れているところがあるようです。

駒込中学(東京都文京区)・大妻嵐山中学(埼玉県比企郡嵐山町)・相模女子大学中学部(神奈川県相模原市)・聖徳学園中学(東京都武蔵野市)で実施されています。

駒込中学では2019年度からSTEM入試と呼ばれる試験が始まり、アルゴリズムやScratchのプログラミングが求められました。

大妻嵐山中学校では2017年度からScratch等で作成したプログラムについてプレゼンテーションをする入試が行われています。

聖徳学園中学校は、 プログラミング入試とコミュニケーション英語入試からなるアピール入試を2019年度より新たに始めました。プログラミング入試は、ボール型ロボットSpheroを使って、思考力・判断力・コミュニケーション能力・プログラミングを楽しむ力が評価されました。2020年度はマインクラフトでの入試も加わります。

相模女子大学中学部では2019年度から「プログラミング入試」が行われています。 2019年度の試験ではレゴのモーターカーを使って「荷物(レゴブロック)を、障害物(壁)を迂回しながらゴールまで運ぶ」という課題が出題され、各自のプログラミングについて発表~ディスカッションする場も用意されました。採点は結果だけでなく、問題解決の過程や考える力が問われます。

上記のようにプログラミング入試はプログラミングのテクニックが問われるのではなく、 論理的・創造的思考力、問題解決能力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力などを評価するために使われているようです。